2015年10月28日水曜日

感情的なもの(情動)との付き合い方【未完全版】

最近、理性的ではないどうしようもない気持ち(感情ともいう)に悩まされる日が多い。

わかりやすくいえば、好き嫌い、嫉妬心、焦燥感などだろうか。

私はこれまで、こういった感情を滅することで比較的、心が平安な状態で生きて来たと思っている。
感情をいだきそうになったら、心をないものとして、理性的な価値判断だけで行動しようと努めてきた。

しかし、この3ヶ月ほど、どうもそういったことができないようだ。同時に、感情を殺すことを止めてもいいのではないか、とも感じている。


一歩引いて考えてみると、感情とは論理的な「理由」があって生まれるものでは必ずしもない。むしろ強烈な感情であればあるほど、論理的な裏づけがないことは多い。たとえば、人を好きになったり、憎んだり、そういった感情は人生を変えるほど強い感情ではあるが、理詰めに考えて理由を導き出せるものではない。(勿論、きっかけとなるハプニングはあったりするが)


昔の自分は、感情を持たないほうが、より論理的に、正しく、利益を追求できる形で意思決定ができるため、良いと考えていた。そして感情を殺すことを自分は結構上手に、ストレスを感じずにできていた。でもそれって、とてもツマラナイ人生だ。


感情的に生きて、周りの人を困らせればいいわけではない。


感情と上手く付き合っていくことが重要なのではないだろうか。高次な人間として。


まずは自分がそういった感情を持っているということを認めることから始めようと思う。
「こんな気持ち持ってはいけない」
「なんで自分はこんな風に考えてしまうのだろう。ダメなやつだ」
「こんな感情を抱く自分は死んだほうがいい」
と感情を抱く自分を責めたり、逃げたり、思考停止してもつらいだけだし、何も変わらない。まずはそういう感情をもっている、という事実をしっかり受け止めたい。

感情を受け止めて初めて、その感情がどのようなものか詳しく考えられるようになる。

その感情は具体的にどんなものなのか。どういうときに何に対して、どのように感じでいるのか。よーく観察してみるとその感情の正体に迫れるような気がする。気がするだけだが。

自分だけで完結する感情(焦りとか不安)なら、この時点で解決することも多い。





さて、ここからは僕には未知の領域だ。【未完全版】というタイトルの理由がここにある。


相手ありきの感情(好き嫌い・嫉妬・苦しみ)の場合、どうすればいいのか。


冷静に観察した感情はどこに向ければいいのだろう???

きっと、感情を出さないことが苦痛ならば、感情の矛先に上手い方法で正直に伝えればいいのだとも思う。
でも、それが常に最善の方法なのだろうか…?

わからない。

でも、自分のことを守りたいが故に感情を隠し、それによって苦痛を感じていることはあんまり健全ではないような気もする。

しかし、うーむ。どうなんだろ。


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