2017年8月20日日曜日

フィールドに体が適応してきた?

フィールドに本格的に入って、ほぼほぼ2ヶ月になった。からだや味覚がようやく馴染んできたのかも…と感じる。

首都に飛行機で降り立ったときは、日本にいた時、同様毎日体を洗っていたが、最近は二、三週間洗わなくても体が痒くならなくなった。

下手に高い頻度で水浴びをすると、周りの人の臭いが妙に気になる。自分もあまり水浴びをしないでおくと、そんなに周りの人の臭いは気にならない。あまりにも自分が臭いときにそろそろ水浴びようかなという感じだ。

味覚に関しても、慣れてきたのか、研ぎ澄まされてきたのか、塩加減と上手い不味いがわかるようになってきた。前回はどの料理も、とうもろこしと高菜で構成されていて代わり映えしないなと感じていたが、今は同じ素材でも、違いがわかるようになった。例えば、今日は玉ねぎが二割くらい多いなとか、唐辛子から良く味が出ているな、等々。

先週、街のホテルでパソコン仕事をしながら紅茶を頼んだ。日本なら飲物に砂糖など入れたことなかったが、なにも考えず砂糖を山盛三杯入れていて自分の行動に驚いた。

エチオピアで紅茶というと、煮出した紅茶に飽和状態まで砂糖を溶かした激甘の飲み物を指す。私のすんでいるところは比較的物質的に豊かな、街よりの村なので、コーヒーなどの毎日の飲み物にも毎回大量の砂糖を使う。去年は砂糖を入れないでとリクエストしたりしていたが(そんなことを言うと大体変な顔をされる。砂糖要らないとか正気?みたいな)、今回はリクエストするのも面倒になってしまい、そのまま毎日激甘の飲み物を飲んでいる。

その味に慣れてしまったのか、ホテルで自分で砂糖を調節できるのに、無意識のうちに大量の砂糖を投入していて驚いたのである。

甘くないと紅茶を飲んだ気がしないと思うくらいになっている…

人間は本当に環境に適応力のある生き物だなぁと感心している。

0 件のコメント:

コメントを投稿